省力化投資補助金はカタログ型だけではありません。一般型は上限1億円です
今回の記事は省力化投資補助金の一般型についてになります。
カタログを見たけれど、うちが欲しい機械が載っていない、といったことはありませんでしょうか。
もう一つの入口があります。流山市・柏市・松戸市の事例をもとに整理します。
この記事の結論
- 省力化投資補助金にはカタログ注文型と一般型の2つがあります
- カタログにない設備を入れたいなら一般型です。上限は最大1億円です
- 一般型の第8回は令和8年8月18日に公募が始まっています
お急ぎの方は一度以下HPまたはLINEから、お気軽にお問い合わせください。
複雑な手続きは専門家にお任せください。初回相談は無料です。
入口は2つあります
省力化投資補助金は、申請の仕方が違う2つの型に分かれています。
1つがカタログ注文型です。事務局が用意したカタログに登録されている製品の中から選んで導入します。
もう1つが一般型です。カタログに載っていない設備やシステムでも対象にできます。
ご相談をいただいたとき、まず確認するのはここです。欲しいものがカタログにあるかどうかで進む道が変わります。
上限額が大きく違います
2つの型で、いちばん差が出るのが補助の上限です。
事務局のサイトでは、カタログ注文型は最大1,500万円、一般型は最大1億円と案内されています。桁が変わります。
ただし、どちらも上限まで出るわけではありません。従業員の規模で上限額が区分されており、小さい会社ほど枠も小さくなります。
区分の一覧と、賃上げを伴う計画での引き上げについては公募要領でご確認ください。
| カタログ注文型 | 一般型 | |
|---|---|---|
| 対象 | カタログ登録製品 | カタログ外も可 |
| 上限 | 最大1,500万円 | 最大1億円 |
| 審査 | 要件の確認が中心 | 事業計画の審査 |
| 向いている場面 | 既製品でよい | 自社に合わせて作る |
一般型は事業計画で見られます
上限が大きいぶん、一般型は審査の中身が変わります。
カタログ注文型は製品の効果がすでに整理されています。一般型は、その設備でどれだけ省力化できるのかを自分で示すことになります。
数字が要ります。今この作業に何時間かかっていて、導入後は何時間になるのか。人が何人減るのか、あるいは同じ人数でどれだけ増産できるのか。
思いつきでは書けません。
今の作業時間を測るところから始めてください。ここがいちばん時間のかかる工程です。
なお、設備の減価償却や税額のご相談は税理士、雇用調整に関するものは社労士の領域になります。
第8回はもう公募が始まっています
一般型の第8回は、令和8年8月18日に公募が開始されています。
申請の受付開始は令和8年9月中旬、締切は10月中旬と案内されていますが、この2つはいずれも予定で、日付は確定していません。確定した日付は事務局のサイトで公表されます。
予定という表記のうちに準備を進めるのが、この補助金の付き合い方です。日付が出てから動くと、事業計画を書く時間がありません。
申請にはGビズIDプライムが必要です。取得に日数がかかりますので、まだお持ちでなければ今日にでも申請してください。
他の回に応募中の方や、交付決定を受けて支払いがまだ済んでいない方は申請できないとされています。前回の分が動いているなら、そちらの状況から確認してください。
どちらの型か、3つで決まります
□ 入れたい製品がカタログに載っている
→ カタログ注文型。手続きは軽いほうです
□ カタログにない、または自社仕様に作りたい
→ 一般型。事業計画を書くことになります
□ そもそも何を入れるか決まっていない
→ まずカタログを見る。載っていれば早く進みます
よくある質問
Q. カタログに近い製品はあるのですが、少し仕様を変えたい場合はどちらですか。
カタログ注文型は登録された製品をそのまま導入する形ですので、仕様を変える前提なら一般型を検討することになります。
ただ、変えたい部分が本当に必要かどうかは一度整理してみてください。既製品のままで足りるなら、手続きの軽いカタログ注文型のほうが早く進みます。
Q. 締切が「10月中旬」としか書かれていません。いつ確定しますか。
事務局のサイトで公表されます。
予定の表記が具体的な日付に変わりますので、公募のページを定期的に見ておいてください。
日付が出てから準備を始めると、事業計画の作成が間に合わないことが多い補助金です。今の作業時間を測るところだけでも先に進めておくと安心です。
Q. GビズIDプライムはどれくらいで取れますか。
申請から使えるようになるまで日数がかかります。書類の郵送を伴いますので、思い立った日には使えません。
他の補助金でも共通で使うアカウントですし、持っているだけで費用はかかりませんので、補助金を使うと決める前に取っておくことをおすすめしています。
理解度チェッククイズ
Q1. カタログに載っていない設備を入れたいとき、どちらでしょう。
A. 一般型
B. カタログ注文型
C. どちらでも使えない
答えを見る
正解:A。カタログ外も対象にできます。
Q2. 一般型の補助上限は最大いくらでしょう。
A. 最大1億円
B. 最大1,500万円
C. 上限なし
答えを見る
正解:A。ただし従業員規模で区分されます。
Q3. 一般型で審査の中心になるのはどれでしょう。
A. 事業計画
B. 会社の設立年
C. 社長の年齢
答えを見る
正解:A。省力化の効果を数字で示します。
体験談・事例
松戸市の製造業の方から、カタログを見たが自社の工程に合う機械がない、というご相談をいただいたことがあります。
カタログ注文型しか知らず、使えないものと思っておられました。一般型をお伝えし、現状の作業時間を記録していただくところから始めています。
ワンポイントアドバイス
ストップウォッチを一つ用意して、対象にしたい作業の時間を測ってください。1週間分あれば十分です。
この記録がそのまま事業計画の根拠になります。これがないと、導入後に何時間短くなるかを書けません。設備を選ぶより先にやる作業です。
まとめ
- 省力化投資補助金にはカタログ注文型と一般型があります
- カタログにないものを入れるなら一般型で、上限は最大1億円です
- 一般型は事業計画の審査があり、省力化の効果を数字で示します
- 第8回は令和8年8月18日に公募開始。締切の日付はまだ予定です
実務でつまずくのは、設備を先に決めてしまう場面です。
効果を数字で示せるかどうかが先にあり、機種選びはそのあとになります。
行政書士むらた事務所では、流山市・柏市・松戸市を中心に(ご相談内容によってはオンラインで全国対応)、補助金の要件確認やGビズIDの取得、申請書類の組み立てをお引き受けしています。
減価償却や税額のご相談は税理士へ、雇用に関するものは社労士へおつなぎします。
「うちはどちらの型ですか」の確認だけのご相談で構いません。初回相談は無料です。
当事務所へのご相談はHPまたは公式LINEから24時間受け付けております。
是非お気軽にご相談ください。
複雑な手続きは専門家にお任せください。初回相談は無料です。


