IT導入補助金はデジタル化・AI導入補助金に変わりました。締切は9月29日です
今回の記事はデジタル化・AI導入補助金についてになります。
IT導入補助金を調べていたのに、公式サイトに別の名前が出ていて戸惑った、といったことはありませんでしょうか。
流山市・柏市・松戸市の事例をもとに整理します。
この記事の結論
- IT導入補助金は、令和8年度から名称が変わりました
- 公表されている次の締切は、令和8年9月29日17時です
- 時間がかかるのは申請書ではなく、GビズIDと支援事業者選びです
お急ぎの方は一度以下HPまたはLINEから、お気軽にお問い合わせください。
複雑な手続きは専門家にお任せください。初回相談は無料です。
名前が変わっただけで、制度は続いています
令和8年度から、IT導入補助金はデジタル化・AI導入補助金2026という名称になりました。
事業名も「中小企業デジタル化・AI導入支援事業」に改められています。
廃止されたわけではありません。名前が変わっただけで、仕組みは前年度からつながっています。
厄介なのは検索する側です。「IT導入補助金」で調べると前年度までの記事が出てきます。締切も枠の呼び方も古いままです。
変わったのは名称だけではありません。
ソフトウェアの定義に「AIを含む」と明記されました。看板の掛け替えではないということです。
枠は4種類。多くの事業者は通常枠です
申請の枠は、通常枠、インボイス枠、セキュリティ対策推進枠、複数者連携枠の4つに分かれています。
多くのご相談は通常枠にあたります。
補助率は原則2分の1、補助額は1プロセス以上なら5万円から150万円未満、4プロセス以上なら150万円から450万円です。
つまり上限を決めるのは業務のプロセス数です。見積書の金額から逆算するものではありません。
| 枠 | 向いている場面 | 補助額の目安 |
|---|---|---|
| 通常枠 | 業務の効率化 | 5万〜450万円 |
| インボイス枠 | 請求・受発注まわり | 最大350万円 |
| セキュリティ枠 | サイバー対策 | 5万〜150万円 |
| 複数者連携枠 | 組合など複数社で導入 | 最大3,000万円 |
※ 詳しい条件は公募要領をご覧ください。
いつものベンダーさんでは通らないことがあります
単独では申請できません。
あらかじめ登録されたIT導入支援事業者と組んで申請する形です。ツールも事務局に登録済みのものに限られます。
長く付き合っているソフト会社でも、登録がなければ申請できません。
声をかけて初めて分かると、締切前の数週間を失います。
先に確認するのは見積ではなく登録の有無です。
事務局のサイトで検索できますので、そこに名前があるかを見てください。
なお、税額や圧縮記帳の扱いは税理士、雇用に関する助成金は社労士の領域になります。
次の締切は9月29日。第6次はまだ日程が出ていません
通常枠・インボイス枠・セキュリティ対策推進枠は、第5次締切が令和8年9月29日17時です。
事務局が日付を公表しているのは、今のところここまでです。
第6次以降は「確定している回のみ公表」という扱いで、日程が出ていません。
次を待つなら、いつ発表されても動ける状態にしておくことです。
なお複数者連携枠だけは別日程で、第3次締切が10月30日17時です。複数社で導入する場合はこちらです。
実際に詰まるのは締切ではなく、手前の3つです。
1つ目がGビズIDプライムです。
取得に日数がかかるので、思い立った日には申請できません。
2つ目がセキュリティへの取り組みを自己宣言する仕組みです。
一つ星または二つ星の宣言が求められます。
3つ目が支援事業者との打ち合わせです。
ここが決まらないと書けません。
締切から逆算した準備の順番
□ GビズIDプライムを申請する(日数がかかるので最初)
↓
□ 事務局サイトで支援事業者とITツールの登録を確認する
↓
□ セキュリティの自己宣言をする
↓
□ 支援事業者と、変える業務とプロセス数を詰める
↓
□ 交付申請(第5次は令和8年9月29日17時。第6次以降は日程未公表)
↓
□ 交付決定を待つ。決定の前に発注・契約・支払いをしない
よくある質問
Q. 前に「IT導入補助金」で調べた記事は、そのまま使えますか。
そのままでは使えないとお考えください。
名称が変わったのは令和8年度からで、それ以前の記事は締切も枠の呼び方も古いままです。
加点項目や賃上げの要件も年度ごとに見直されます。日付と金額は今年度の公募要領でご確認ください。
Q. パソコンやタブレットの購入費は対象になりますか。
ハードウェア単体での申請はできません。中心はソフトウェアの導入で、機器はそれに付随する範囲という整理です。
「買い替えたいので使いたい」という入り方だと、たいてい合いません。変えたい業務のほうから考えてみてください。
Q. 採択の連絡が来たら、すぐに発注してよいのですか。
いいえ、交付決定を待ってください。採択と交付決定は別の段階です。
決定より前に契約や支払いをすると、その経費は対象外になる扱いが一般的です。急いで発注してしまう事故は毎年起きています。
日付の残る行為は、決定通知を見てからにしてください。
理解度チェッククイズ
Q1. IT導入補助金は令和8年度からどうなったでしょう。
A. デジタル化・AI導入補助金に名称が変わった
B. 廃止された
C. 何も変わっていない
答えを見る
正解:A。制度は続いています。
Q2. ツールを入れる会社について、正しいのはどれでしょう。
A. 登録されたIT導入支援事業者と組む必要がある
B. どの会社でもよい
C. 会社を通さず自分で買う
答えを見る
正解:A。まず登録の有無を確認してください。
Q3. 通常枠の補助額の上限は、何で決まるでしょう。
A. 改善する業務のプロセス数
B. 会社の売上高
C. 見積書の金額
答えを見る
正解:A。1プロセス以上か4プロセス以上かで区分されます。
体験談・事例
柏市の事業者様から、補助金で予約管理のシステムを入れたいというご相談をいただいたことがあります。
付き合いのある会社にもう見積を頼んだ段階でした。
確認すると、その会社は支援事業者として登録がありません。締切まで3週間を切っており、結局その回は見送っています。
ワンポイントアドバイス
GビズIDプライムだけは、補助金を使うと決める前に取っておいてください。
他の補助金でも共通で使いますし、持っているだけなら費用はかかりません。話が出てから取るものではありません。
まとめ
- IT導入補助金は、令和8年度から名称が変わりました
- 公表されている次の締切は令和8年9月29日17時です
- 登録済みの支援事業者と組まないと申請できません
- GビズIDとセキュリティの自己宣言は、締切の前に済ませる項目です
実務でつまずくのは、名前が変わったと知らないまま古い記事で準備を進める場面です。
日付と金額は毎年書き換わります。
行政書士むらた事務所では、流山市・柏市・松戸市を中心に(ご相談内容によってはオンラインで全国対応)、補助金の要件確認やGビズIDの取得、申請書類の組み立てをお引き受けしています。
税額や圧縮記帳のご相談は税理士へ、雇用に関する助成金は社労士へおつなぎします。
「うちの業務でも使えますか」の確認だけのご相談で構いません。
初回相談は無料です。当事務所へのご相談はHPまたは公式LINEから24時間受け付けております。
是非お気軽にご相談ください。
複雑な手続きは専門家にお任せください。初回相談は無料です。


