【行政書士試験対策】民法・取得時効を最短で理解する要件整理と覚え方
こんにちは。
行政書士試験の民法で、
理解したつもりでも得点につながりにくい分野の一つが「取得時効」(次回の記事で消滅時効を書く予定)です。
条文は短いのに、
- 年数の違い
- 善意・悪意
- 無過失
などが絡み、混乱しがちですよね。
しかし、頻出論点ですし、早めにここは押さえたいところです。
この記事では、暗記に走らず、整理して理解することを目的に、
行政書士試験で必要な取得時効をわかりやすく解説します。
目次
Contents
この記事はこんな人向け
- 取得時効が毎回あいまいになる
- 10年と20年を混同してしまう
- 問題文を読んで判断できない
- 民法の得点を安定させたい
取得時効とは何か【一言で】
取得時効とは、
一定期間、他人の物を自分の物のように占有し続けると、所有権を取得できる制度です。
ポイントは、
「時間の経過」と「占有の状態」です。
行政書士試験で押さえる取得時効の要件
試験対策としては、
まず 4つの要件をセットで覚えます。
① 占有していること
- 占有=事実上支配している状態
- 自分の物として使っているイメージ
名義は関係ありませんので注意が必要です。
② 平穏かつ公然の占有
- 平穏:暴力や脅しによらない
- 公然:こっそり隠していない
ここは判断問題として出やすい部分です。
③ 一定期間の経過(超重要)
行政書士試験で最も問われます。
占有者の状態期間善意・無過失10年悪意 または 過失あり20年
👉 10年 or 20年の分岐が最頻出ポイント
この問題が出てきたら、超ラッキー問題と思いましょう!

④ 時効の援用
時間が経過しても、
自動的に所有権を取得するわけではありません。
「時効を使います」と主張(援用)して、はじめて効果が生じます。
善意・悪意・無過失をどう整理するか
ここで混乱する人が多いです。
- 善意:自分の物だと信じていた
- 悪意:他人の物だと知っていた
- 無過失:知らなかったことに落ち度がない
試験では、
「善意+無過失=10年」
とセットで覚えるのがコツです。
行政書士試験でのひっかけポイント
- 登記の有無に引っ張られる
- 占有開始時点の善意・悪意を見落とす
- 援用を忘れて判断する
特に、
「占有開始時」が基準になる点は要注意です。
最低限ここだけ覚えればOK
試験直前期では、以下の整理は必ずしてください。
- 取得時効=占有+時間
- 善意・無過失 → 10年
- それ以外 → 20年
- 援用が必要
これだけでも、
正答率は大きく変わります。
また、記述で出されてもおかしくはないです。
これが出たらラッキー!と考えずに、問題文をしっかり読んで、善意なのか、過失がないのか、しっかりと判断したうえで回答しましょう。
おススメ勉強の流れ
勉強の流れは「テキストでインプット→過去問でアウトプット→間違えた箇所は条文やテキストで確認」の往復が一番早いです。
まとめ|取得時効は「整理すれば得点源」
ここまで読んでいただきありがとうございます!まとめです。
取得時効は、
理解できると安定して点が取れる分野です。
条文を丸暗記するより、
- 要件
- 年数
- 判断基準
をセットで整理することが合格への近道です。
民法が苦手な人ほど、
ここを丁寧に固めていきましょう。
CTA(行動喚起)
明日は消滅時効を書いてみます。
ここは必ず押さえなくてはならないので、ぱぱっと理解して覚えてしまいましょう!
それでは本日も頑張っていきましょう!


