【解説】古物商許可取得の理由とメリット完全ガイド
中古品ビジネスに興味はあるけれど、「古物商許可って必要?」「手続きが難しそう…」と不安になりますよね。古物商許可は“法律を守るため”だけでなく、仕入れ・信頼・売上を伸ばす土台にもなります。
この記事はこんな人向け:
中古品の転売・買取・ネット販売を始めたいけど、許可の要否で迷っている人/行政書士に依頼するべきか判断したい人
Contents
古物商許可とは? 制度の概要をわかりやすく解説
古物商許可とは、中古品の売買(転売・買取・交換など)を業として行うときに必要になる許可です。許可を取ることで、法律に沿って安心してビジネスを進められるだけでなく、取引先やお客様からの信頼にもつながります。
また、申請先は「営業所(あなたが営業の拠点にする場所)」を管轄する警察署です。千葉県の場合、審査基準の資料でも申請先は管轄警察署の生活安全課、標準処理期間は40日とされています。
古物とは? 対象となる物品の具体例
「古物」と聞くと、骨董品や古い物だけを想像しがちですが、もっと広いです。基本は次のイメージです。
- 一度使われたもの(中古の家電、家具、服、本、CDなど)
- **未使用でも“使用するつもりで買ったもの”**が転売される場合
- 修理・クリーニングなど手を加えたものも含む
つまり、メルカリなどで“仕入れて売る”を仕事として繰り返すなら、古物に当たる可能性が高いです。
なぜ古物商許可が必要なのか? 無許可営業のリスク
古物商許可が必要なのは、盗品などの流通を防ぎ、取引の安全を守るためです。無許可のまま古物の売買を業として行うと、法律違反になる可能性があります。
さらに実務面では、フリマアプリやオークションで“古物商の登録”を求められる場面も出てきます。許可がないと、堂々とビジネスとして拡大しづらいのが現実です。
古物商許可を取得する3つの理由|ビジネス成功への近道
古物商許可は「義務だから取る」だけだともったいないです。取った人から順に、ビジネスが伸びやすくなります。
仕入れルートの拡大|オークションや古物市場への参加
許可があると、一般の人は参加できない古物オークションや古物市場など、仕入れの選択肢が増えます。結果として、珍しい商品や掘り出し物に出会いやすくなり、価格面でも有利になりやすいです。
「仕入れが弱い=利益が出ない」になりがちな中古ビジネスでは、ここがかなり効きます。
顧客からの信頼性向上|安心感を与える許可証の提示
中古品は「本物?」「ちゃんとした業者?」という不安がつきものです。許可証を提示できると、法律に基づいて営業していることが伝わり、安心感につながります。
信頼が上がると、リピーターや紹介も増えやすくなります。中古品ビジネスは“信用が資産”なので、許可はその土台です。
ビジネスチャンスの拡大|ネット販売や多角的な展開
許可があると、実店舗だけでなくネット販売も含めて展開しやすくなります。たとえば、オークションやフリマで古物商として登録し、安心して販売を続けられるようになります。
また、買取→整備→販売のように、修理・クリーニングを絡めた収益モデルも作りやすいです。
行政書士に古物商許可申請を依頼するメリット|時間と労力を節約
古物商許可は「書類を出せば終わり」ではなく、営業所の考え方、管理者、ネット販売の扱い、補正対応など、つまずきポイントがいくつかあります。
ここを最短で通すなら、行政書士を使うメリットは大きいです。
書類作成の代行|複雑な書類もスムーズに準備
古物商許可は、申請書だけでなく添付書類も複数必要です。地域やケースによって細部が変わるため、抜け漏れが起きやすいです。
(参考)必要書類の例として、警視庁の案内では略歴書、住民票(本籍入り)、誓約書、身分証明書などが挙げられています。
※都道府県警で細部が異なることがあります。
行政書士に依頼すれば、あなたの状況に合わせて「どれが必要か」を整理し、書類を一気に整えられます。
警察署とのやり取り代行|手続きの負担を軽減
申請窓口は警察署(生活安全課)です。千葉県警の案内でも古物関係は警察窓口での手続きになっています。 千葉県警察
さらに千葉県警では、生活安全課の一部申請・届出が予約制になっており、電話で予約を取る運用が案内されています。 千葉県警察
平日しか動けない人は、ここが地味に負担になります。
行政書士に任せると、警察署との事前確認や補正対応を含めて、負担がかなり軽くなります。
許可取得後のサポート|変更手続きや更新も安心
許可は「取ったら終わり」ではなく、次のような場面で手続きが必要になります。
- 営業所を移転する
- 管理者が変わる
- ネット販売のURLを追加・変更する
- 取り扱い区分を追加する
あとで慌てないよう、取得後も相談先があるのは安心です。
古物商許可取得の注意点|申請前に必ず確認すべきポイント
最後に、申請でつまずきやすい注意点をまとめます。
欠格事由に該当しないか確認する
古物商許可には「この条件に当てはまると取れない」というルールがあります(欠格事由)。千葉県警の審査基準でも、欠格要件に当てはまらないことが前提とされています。 千葉県警察
ここは自己判断が難しいこともあるので、不安があれば事前相談が安全です。
営業所の要件を満たす必要がある
申請は「営業所の所在地」で行います。 千葉県警察
特に賃貸の場合は、営業に使うこと自体は可能でも、管理規約や契約内容によって確認が必要なケースがあります。
また、警察署によっては「営業実態が分かる資料」や「使用承諾」などを求める運用が残っていることもあります。事前に管轄へ確認しておくと、手戻りが減ります。
必要書類を漏れなく準備する
古物商許可は、書類の不足があると受理されなかったり、補正で往復が増えたりします。
さらに、千葉県の標準処理期間は40日なので、提出前の準備に時間がかかるほど、全体も伸びます。 千葉県警察
「いつから販売したいか」が決まっているなら、逆算して動くのがコツです。
まとめ|古物商許可を取得して、安心・安全なビジネスを始めよう
古物商許可は、中古品ビジネスを“安心して伸ばす”ための必須アイテムです。古物の範囲は広く、無許可で進めるとリスクもあります。
一方で、許可を取れば仕入れ・信用・販路が強化され、ビジネスが安定しやすくなります。
CTA(次にやること)
「自分のやり方は許可が必要?」「賃貸の部屋でも通る?」「最短で取りたい」
このあたりで迷ったら、まずは次の3つだけ確認してみてください。
- 何を仕入れて、どこで売るか(ネット販売の有無)
- 営業所の住所(賃貸なら規約・契約も確認)
- いつまでに許可が必要か(千葉県は標準40日が目安) 千葉県警察
必要なら、状況を伺って「必要書類」「段取り」「管轄の事前確認」まで一緒に整理できます。まずはむらた事務所までお気軽にご相談ください。
クイズ
Q1. 次のうち「古物」に該当する可能性が最も高いものはどれ?
中古家電のように「一度使われた物」を仕入れて継続的に販売する場合は、古物に該当する可能性が高くなります。 「未使用かどうか」よりも、「仕入れて売るか」「業として行うか」が判断ポイントです。 ここを誤解したまま進めると、無許可営業のリスクが出てきます。
Q2. 古物商許可の申請先として正しいのはどれ?
古物商許可の申請先は、営業所の所在地を管轄する警察署(生活安全課)です。 県や市役所ではない点で、ここもつまずきやすいポイント。 管轄の確認や事前相談をしておくと、補正や手戻りを防ぎやすくなります。
Q3. 古物商許可を取得することで期待できる効果として正しいものは?
古物商許可があることで、古物市場や業者向けオークションに参加できたり、 「きちんとした事業者」という信用を得やすくなります。 売上を保証するものではありませんが、長く安定して伸ばすための土台になります。


