行政法が苦手でも大丈夫!手続→救済で得点源にする勉強法【行政書士試験向け】

この記事はこんな人向け:
・行政法がとっつきにくくて後回しにしている
・暗記が続かず得点が伸びない
・配点が高い科目を得点源に変えたい

行政書士試験の行政法対策、どこから手を付ければいいか迷っていませんか。僕の経験として、行政法は身近に感じられる内容ではなく、イメージがし辛くとっつき辛かったです。おそらくほとんどの受験生が同じだと思いますので、安心してくださいね。
頻出論点を暗記して回していくと、どんどん得点が取れるようになってきます。配点も一番多いので、ここを得点源にしないことには合格は見えてきませんよね。頑張って得点源にもっていきましょう!

この記事では、行政法を「手続」と「救済」の2つの視点で整理し、効率よく得点力を上げる勉強法を解説します。


なぜ行政法は苦手意識を持たれやすいのか?

行政法が苦手になりやすいのは、努力不足というより「学び方が散らかりやすい科目」だからです。つまずきやすい原因を先に押さえておくと、学習の迷いが減ります。

条文の多さと抽象度の高さに圧倒される

行政法は、行政手続法・行政不服審査法・行政事件訴訟法など関連法令が多く、条文量も多めです。しかも表現が抽象的で、条文を読んでも場面が想像しにくいのが厄介な点です。
ここでやりがちなのが、条文を丸暗記しようとして挫折することです。おすすめは「この条文は手続のどこで使う?」「救済のどこに効く?」と位置づけを決めて覚える方法です。点の暗記が線につながり、理解が早くなります。
点が線になっていくのは、僕の場合は直前期に実感しました。この状態に入ると、本当に得点が伸びます。点が線、線がつながって面となっていく感覚は気持ちよかったです。

手続と救済の関係性が理解できない

行政法は大きく分けると、行政が行動するルール(手続)と、問題が起きたときの解決(救済)で成り立ちます。ところが、この関係が頭の中でつながっていないと、事例問題で「今どの段階?」「次に何ができる?」が判断しづらくなります。
対策はシンプルで、よくある流れをセットで覚えることです。たとえば不利益処分を受けたら、まず不服申立て(審査請求)を検討し、必要に応じて訴訟へ…という一本道を作っておくと、問題文の読み取りが楽になります。

法律用語の独特な言い回しに戸惑う

行政法の用語は、日常語とズレがあって混乱しやすいです。たとえば「処分」は日常だと「処分する」ですが、行政法では行政庁の行為を広く指します。
さらに「取消し」と「撤回」など似ている言葉でも効果が違うので、雰囲気で覚えるほど事故が増えます。ここは割り切って、重要語は「定義→典型例→ひっかけポイント」の順に整理すると安定します。辞書的な暗記ではなく、過去問の肢で出た言い回しと一緒に覚えるのが近道です。


手続と救済に着目するメリットとは?

行政法は範囲が広い分、「見取り図」ができると一気に伸びます。手続と救済の視点で整理すると、覚える量が同じでも得点につながる知識に変わります。

行政法の全体像を把握しやすくなる

手続と救済の流れで見ると、バラバラだった法律が役割別に整理されます。
行政手続法=処分や指導のルール、不服審査法=不服申立て、行政事件訴訟法=裁判で争う方法、というように「何のための法律か」が明確になります。全体像が見えると、細かい条文も“置き場所”ができるので覚えやすくなります。

事例問題への対応力が向上する

行政法は事例問題が頻出です。手続の段階を把握できると、問題文を読んだ瞬間に「論点候補」が立ちます。
たとえば許可が下りない、営業停止になった、理由が示されない…といった場面で、どの手続上の問題か、救済は何があり得るかを機械的に当てられるようになります。知識が点ではなく手順になるので、初見でも崩れにくいです。

効率的な暗記が可能になる

暗記が苦しいのは「関連がない単語」を増やしているときです。手続と救済をセットで覚えると、関連が強い情報同士でまとまり、記憶が残りやすくなります。
たとえば聴聞・弁明の機会と、争う手段(不服申立てや訴訟)を比較しながら整理すると、違いも共通点も同時に定着します。
あとはごっちゃになりやすいのが、執行停止なんかもそうですね。


行政法を得点源にするための3ステップ勉強法

結局、伸びる人は「基本→過去問→判例」の順で回しています。どれかに偏ると得点が安定しません。

ステップ1:基本書で手続と救済の流れを理解する

最初は基本書で、手続と救済の全体の流れをつかみます。細かい条文暗記よりも、「何が起きたら次に何ができるか」を説明できる状態を目標にしてください。
この段階では、図や表で流れをまとめるのが効果的です。自分の言葉で1枚にできると、後の過去問演習の吸収が速くなります。

ステップ2:過去問で事例問題に挑戦する

次は過去問で、実際の問われ方に慣れます。大事なのは「なぜそれが正解か」よりも先に、「他の肢がなぜダメか」を言えることです。
間違えた肢は、基本書に戻って確認しつつ、手続のどの段階の話か・救済のどの手段に関係するかをメモすると再発しにくくなります。時間は最初から測らなくて大丈夫です。まず正確さを作ってから、スピードを上げた方が結果的に早いです。

ステップ3:判例を読み込み、理解を深める

判例は、条文の「使い方」を教えてくれます。結論だけ暗記すると崩れやすいので、最小限でいいので事実関係(何が起きたか)も一緒に押さえるのがおすすめです。
過去問で出たテーマに関連する判例を優先すると、覚えた瞬間に得点に直結します。

おすすめテキスト・問題集(選び方の目安)

  • 基本書:図解が多く、手続と救済を“流れ”で説明しているもの
  • 過去問集:解説が条文に戻っていて、肢別で回せるもの
  • 判例集:重要判例を短く要旨で確認できるもの
    迷ったら、受験校の定番シリーズを1つに絞って「3周」する方が伸びやすいです。

手続と救済を意識した学習の注意点

このパートを守れると、行政法の学習がブレにくくなります。

手続の流れを可視化する

行政法は流れが命です。フローチャートや箇条書きで、申請→処分→不服申立て→訴訟のように一本道を見える化すると、事例問題で迷いが減ります。色分けをすると復習もしやすくなります。

判例の知識をインプットする

判例は「キーワード」と「結論」をまず押さえ、余裕があれば理由づけも確認します。特に頻出の分野は、過去問で当たった判例から優先して覚えると効率的です。暗記が苦手でも、過去問→判例の順に当てると定着しやすくなります。

条文の文言を正確に理解する

最後に効いてくるのが条文の精度です。行政法は「文言が似ている肢」で落とし穴が作られやすいので、曖昧に覚えないことが大切です。重要条文は音読で定着させると、本番で再現しやすくなります。


まとめ(CTAあり)

ここまで読んでいただきありがとうございます!まとめです。

行政法は、最初はイメージしにくく苦手になりがちです。ただし「手続→救済」の流れで整理して、頻出論点を回せる状態にすると得点が伸びます。配点が大きい科目だからこそ、得点源にできると合格が一気に近づきます。

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今後も行政書士試験対策(行政法の頻出論点・過去問の回し方・判例の押さえ方)を分かりやすくまとめていきます。役に立ったら、ぜひフォローして次の記事もチェックしてください。質問があればコメントでも大丈夫です。

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