【完全攻略】行政書士試験 初学者のための勉強法ロードマップ
法律知識ゼロから行政書士試験に合格できるのか、不安になりますよね。仕事や家事と両立しながらだと、時間管理やモチベ維持が難しく、独学で挫折してしまう人も少なくありません。
結論、初学者が合格に近づく最短ルートは「全体像の把握 → 基礎インプット → 過去問で型を作る → 模試で仕上げる」の順番で積み上げること。この記事では、そのロードマップを科目別戦略と合わせて、迷子にならない形に整理します。
そして僕の経験として、何より “習慣化” が大事だと感じました。習慣になってくると、頑張るというより「当たり前にやる」状態になります。移動中にアプリで1問1答を開いたり、YouTubeの講義動画を流したり——こういう行動が自動化されると、勉強時間が一気に安定します。後半で習慣化のコツも具体化します。
Contents
行政書士試験とは? 試験概要と合格に必要な知識
まずは「敵の正体」を知るところから。試験科目・合格基準・最近の傾向を押さえるだけで、勉強のムダが減ります。初学者ほど、ここを飛ばして闇雲に始めがちなので注意です。かくいう僕も、何も考えずにテキスト読み始めました。全体的な把握はしておいて絶対損はないです。
- 試験科目と配点を知る
- 合格基準点と合格率を理解する
- 最新の試験傾向と対策
試験科目と配点を知る
行政書士試験は、行政法・民法・憲法など複数科目で構成されます。ここで重要なのは「全部を同じ熱量でやらない」こと。配点の重い科目ほど、得点への影響が大きいからです。
初学者ほど、同じ熱量になってしまうと思いますが、経験上何周か回していくと、おのずとわかってくるものです。
学習計画を立てるときは、まず 配点の大きい科目を軸にします。軸が決まると、残りは「取り切る範囲」と「最低限でOKな範囲」が見えてきます。初学者ほど、最初にこの優先順位を作るだけでブレなくなります。やはり行政法が優先度第一位なので、同じ学習量を商法にあてる必要なんかは当然ないわけです。
合格基準点と合格率を理解する
合格に必要なのは「満点」ではなく「合格点」です。合格基準点(どれくらい取れば受かるか)を把握しておくと、勉強の判断がラクになります。
ここで大事なのは、合格点から逆算して戦うこと。たとえば「全科目を完璧にする」より、「落とせない頻出を固めて、取りやすい分野で確実に点を積む」ほうが再現性が高いです。合格率が高くない試験だからこそ、“戦略の差”が出ます。
最新の試験傾向と対策
行政書士試験は、法改正や出題方針で傾向が微妙に変わります。過去問が強い一方で、「最近の傾向(よく出る論点・問われ方)」を知らないと、伸びが鈍くなることも。
おすすめは、学習の序盤で完璧に追いかけるのではなく、過去問を回しながら、改正点だけ別でチェックする運用です。「新しめの年度の過去問を優先する」「予備校や出版社の改正まとめを1つだけ決めて追う」これだけで十分戦えます。
15年前の過去問とここ数年の過去問は、問い方や文章の長さが結構違います。時間に余裕のある方以外は、直近10年分くらいを回せるといいのかな、という印象です。※実際ぼくもそうしていました。
初学者のための勉強法ロードマップ 3ステップ
初学者が迷わないために、勉強の流れを3ステップに分けます。ポイントは、ステップを飛ばさないこと。とくに“いきなり過去問”で崩れる人が多いので、順番で勝ちにいきましょう。
- ステップ1:基礎知識のインプット
- ステップ2:過去問演習で実力養成
- ステップ3:模擬試験で総仕上げ
ステップ1:基礎知識のインプット
最初はテキストや講義で、用語と全体像を入れます。ここでの目的は「暗記」ではなく、地図を作ること。地図がないまま過去問を解くと、答え合わせが“作業”になって伸びません。
おすすめのインプットは、1周で完璧を目指さない読み方です。
- 1周目:細かい例外は流してOK。「何の話か」を掴む
- 2周目:頻出だけ印をつける(重要条文・重要判例の見出し)
- 3周目:過去問で間違えた箇所だけ戻って潰す
この「戻る場所がある」状態を作るのが、初学者の最短ルートです。
ステップ2:過去問演習で実力養成
基礎を入れたら、次は過去問。行政書士試験は過去問を理解することが強く、出題パターンを掴むほど点が安定します。
ただし、解きっぱなしはNG。復習は以下の3点だけでOKです。
- どの論点だったか(例:取消訴訟、意思表示、表現の自由…)
- 正解の根拠は何か(条文・判例・制度趣旨)
- 次に同じ形で出たらどう解くか(判断の型を一言で)
この「型」が増えるほど、初見でも崩れにくくなります。
※これも、1周目からはなかなか難しいと思います。が、意識しているのとしていないのとでは、全然違うと思います。
ステップ3:模擬試験で総仕上げ
模試は“実力測定”というより、本番運用の練習です。時間配分・解く順番・見切りラインを事前に決められると、本番の事故が減ります。
模試後にやるべきは2つだけ。
- 落とした原因を分類(知識不足/読み違い/時間不足)
- 次の1〜2週間で直す「最優先テーマ」を決める
模試は受けるだけだと効果が薄いですが、この復習設計を入れると一気に価値が上がります。
実際に3時間の試験を経験しておくことは、とても意味があります。
科目別攻略法|合格を掴むための戦略
科目ごとに「伸び方」が違います。全部を同じ方法でやると伸びません。ここでは主要3科目の勝ち筋だけ押さえます。
- 行政法|条文理解と判例暗記がカギ
- 民法|事例問題対策が重要
- 憲法|人権分野を重点的に対策
行政法|条文理解と判例暗記がカギ
行政法は配点面でも重要で、得点源にしやすい科目です。その反面、手続きが多くて最初はとっつきづらい。だからこそ、行政法は「流れ」で覚えるのがコツです。
おすすめは、
- 行政手続(理由提示・聴聞など)
- 不服申立て(審査請求の流れ)
- 訴訟(取消訴訟の基本)
この順で骨組みを作ること。条文は全部丸暗記ではなく、頻出を「要件→効果」で言えるようにすると強いです。
民法|事例問題対策が重要
民法は範囲が広く、初学者が迷子になりがちです。ここは「全部を均等に」ではなく、頻出分野から優先的に固めるのが正解。
事例問題では、知識量よりも当てはめで差がつきます。
- 何が問われているか(要件?効果?例外?)
- 事実をどこに当てはめるか
この手順を意識して、過去問を通じて“判断の筋道”を体に入れていきましょう。
上記を意識していると、記述対策にも非常に効果的です。
憲法|人権分野を重点的に対策
憲法は、人権分野が中心になりやすいので、ここを厚めに。判例は長文を全部覚えるより、
- 結論(合憲/違憲)
- 理由(なぜそうなるか)
を一言で言えるようにするのが得点につながります。
行政法と一緒に学ぶと、「権利を守るために、どう救済するか」がつながって理解が進みやすいです。
※ひと昔前の試験では、合憲/違憲を覚えていればよかったものが、近年の試験では、合憲だけどその理由が違うから×という問題も増えてきています。
挫折しない! モチベーション維持の秘訣
ここが最後の勝負どころ。行政書士試験は、結局「続けた人が勝つ」試験です。モチベは波があって当たり前なので、波があっても勉強が進む仕組みを作りましょう。
- 明確な目標設定でモチベーションアップ
- スキマ時間を有効活用する
- 仲間と励まし合い、情報交換する
明確な目標設定でモチベーションアップ
目標は「合格する」だけだと抽象的で、日々の行動に落ちません。おすすめは、目標を分解することです。
- 長期:試験日に合格点を取る
- 中期:今月は行政法を一周+過去問100問
- 短期:今日は講義20分+アプリ10問
短期目標が達成できると、モチベが落ちても「とりあえずこれだけやる」ができるようになります。
スキマ時間を有効活用する
社会人にとって最大の武器はスキマ時間です。ここで僕の経験を一つ。
僕は「習慣化」ができてから、一気に安定しました。何か特別な気合いを入れたわけじゃなく、移動中はアプリで1問1答/家事中はYouTube講義を流すみたいに、行動を固定しただけです。すると「やるか迷う時間」が消えて、勉強が“生活の一部”になりました。
習慣化のコツは、最初から頑張りすぎないこと。
- まずは1日10分でOK
- やる場所・時間を固定する(通勤電車/昼休みなど)
- できたらカレンダーに○(可視化)
これだけで、続く確率が上がります。
仲間と励まし合い、情報交換する
独学は孤独になりがちです。SNSや勉強コミュニティで「同じ試験を受ける人」をゆるく繋げるだけでも、継続力が上がります。
ポイントは、比較して落ち込むためではなく、
- 学習のコツを拾う
- 進捗報告で習慣を守る
この目的で使うこと。刺激を“継続の燃料”に変えましょう。
と、書いてみましたが、かくいう僕も完全に孤独になっていました笑
モチベーション維持や孤独から解消されるため、Xで同じ境遇の方の投稿を見て元気を貰ったり、僕もやらなくちゃ!という気持ちになりました。SNSの利用はとてもアリだと思います。
まとめ
行政書士試験は、正しい順番で積み上げれば初学者でも十分に戦えます。
本記事の要点はこの3つです。
- 試験の全体像(科目・基準・傾向)を押さえて、ムダを減らす
- 「基礎→過去問→模試」の順で、型と運用を固める
- 最後は習慣化が勝負。スキマ時間を固定して“自動化”する
CTA(次にやること)
ここまで読んでいただきありがとうございます!
次は“行動”に落としましょう。おすすめは、今日この3つのうち1つだけやることです。
- 過去問を10問だけ解く(科目は何でもOK)
- 間違えた1問の論点を、テキストに戻って「一言メモ」する
- スキマ時間の使い方を1つ決める(例:通勤はアプリ10問)
頑張って合格を掴み取りましょうね!


